おとつい、高速長田にむかいよって駅の近所のおっきい通りをわたったとこで路チューしとう若もんらぁというてもアベックやけどそないなんがおった。かなり濃厚、思わず宝寿しの梅さんになんりょった。(^^ゞ。うちでも最近は路チューはせんと、ポーチューしかせんぞ。ポーチュー、ポータルチュー、玄関での行ってきますのチューやけどね。(^^ゞ こないな秋晴れの日、あの練習は開始された。その練習とは、ヤッサの露盤、擬宝珠の取り付け練習。これは、公示はされんのやけどなんとなく雰囲気とヤッサの練り練習の時に気ぃつけとったら「おっ、今日やんねんな」というんがわかります。(^^ゞ
十二支になぞらえて十二本あるお迎え提灯。灘の木場は十二より多いはず。
本幟もあとは細かい飾りつけと神手を折るだけになってった。幟会の人らぁようがんばっとってですわ。(^^ゞ
御幣も新調して。
御蔵の龍。ヒゲがとれとんねんなぁ。
こっちは、だんじりの御蔵の彫りもん。
ヤッサもまだまだベアハル状態。こないだ総才端、電飾はずすんにとっとったけどちゃんとつけたらしい。いっつもより立てた仕様になっとうらしい。いっとき姫路城にいくいうときにでっこ見せるんに総才端寝かすんが村のはやりになっとったけどどうやら流行はかわったらしい。(^^ゞ わたしとしてはぴしっと立っとうほうが好きやったんやけどね。今の仕様、対角の総才端の尖端間、1,250ミリやそうです。
久しぶりに垂木もとっとこう。この角度のやっさちょうど練んりょう最中に見上げたとこで重さと相まってでこ見えんねんなぁ。豪華絢爛なショットですわ。
集まった取締だけで御蔵からヤッサ出しました。出すときも台車の練習兼ねてですわ。やっぱ最初はぎこちないけどね。(^^ゞ はしごも出してって露盤擬宝珠練習の準備万端です。
屋根にはしごかけるんも様子見もって確認しながら練習してます。
今年の擬宝珠役が屋根に登っていってます。うちの村はこの擬宝珠役が来年の取締長になる今年の副取締長と再来年の取締長になる来年の副取締長候補のもんの役になってます。ちょっとややこしい。(^^ゞ
未来の取締長、普段普通の人が見いへん屋根のなか観察してますねぇ。(^^ゞ
露盤が公民館の中から出て来ました。
去年からのベテランが露盤受の手本見せてます。「擬宝珠」もちゃんと露盤とってますねぇ。この露盤重たいねんけどね。25キロジャスト。
ひとまず露盤を屋根に据えて諸所の動作確認しとうとこかな。
擬宝珠も屋根に上がってって差し込まれました。
ここでもっぺん動作確認。今回はこないだの雨の影響か擬宝珠がの木がふくれとんのか若干はいりにくそうでした。
今日の飛行機。尾翼がなんかT尾翼に見えんねんけどそれに主翼ちょっと長いような気がすんねんけど、これってモーターグライダー?
今度は取締一年の露盤受係。
今度は、宮から出るとき用の練習です。拝殿にケツ向けたらあかんいうことでこの体勢。
レギュラー体勢は、露盤持ってはしご登っていくとき露盤の前は「露盤受」の背中のほう向いてますが、宮出し体勢は露盤の前がそのまま「露盤受」のでぼちんのほう向きます。
露盤の受け渡しが見とってもいっちゃん緊張する。
位置確認。いろんな練習があるけどこれがいっちゃんおもしろい。村のもんもそないに見たことないやろしなぁ。(^^ゞ
ヤッサ前の正角のガネーシャ。
お寺行っては撮りぃの神社でもなんでかありぃので象の神さんばっかり撮っとうような。(^^ゞ
露盤の前。屋根の上にあがっとんの見て、下の娘が「あっ、天狗や」と言いよった。木刀もったんは、牛若丸やと教えといたけど覚えとうかいなぁ。(^^ゞ
こっちは、茶髪いや白髪染めのオッサン。弓道の心得のある嫁に「滋藤の弓ってごっついんけ」と聞いたらごっついらしい。弓も矢ぁもピンキリやそうです。
今回の目玉はこれ。orangeさんと、公民館に眠っとう前のヤッサの高欄掛けこっそり見ました。もちろんこれは、綱と鬼。
こっちは虫干しの時の高欄掛けの後の。渡辺綱の着物がちょっとちゃうぐらいか。どっちもえらい迫力の鬼です。
これは、加藤清正の虎退治。
こっちは、今のヤッサ右の高欄掛。ほとんど前のとおんなじというか前のを見本にしとんのやろけど、虎は前の虎のほうがわたしはええなぁ。
あとのもちゃんとあんねんけどよう出さんかった。(^^ゞ
でっ、屋台練り練習につづいていきます。
初めて投稿します。
ある地域の祭りに関わっているものです。
祭りに関する内容、詳しく書かれていて勉強になります。
中島の幟はいつもキレイに折ってありますね。うちの幟は不細工で、毎年他の地区の幟を観察しているのですが、なかなか上手になりません。
出来ましたら紙の枚数とか折り方を教えて頂きたいのですが…
突然の話で申し訳ないですが、よろしくお願い致します。
投稿情報: 衣装係 | 2011/10/28 11:17
衣装係さん>
はじめまして。コメントありがとうございます。
中島の幟、お褒めいただきありがとうございます。
たぶん、他の村の幟のほうが神手紙も大きく、枚数も多いと思いますが、中島平成23年度バーションの本幟のスペック記してみます。
まず神手紙の用紙ですが、
タントという紙で色番N-54というのを使用しています。
紙の厚みですが、四六(1091×788ミリ)というサイズで70キロというものです。この70キロというのは、四六寸法の紙1,000枚の重さが70キロになるような厚さということです。この紙はもともと紙自体に色が付いていて白紙に印刷して色をつけたものではありません。ので印刷のように毎回若干色が違うというようなこともないです。ただしめちゃ高ですが。(^^ゞ、それとこの紙はサイズが四六判しかなく紙の目(スジが通った方向)も横目しかありません。ので中島の神手紙は折らなければ根本に向かって丸まりやすいはずです。実際にはそないなことにはなりませんが。
寸法は、三角形(ほんまは四角形ですが)の底辺が445ミリそっから直角に長い方の辺(神手紙の外のほう)が、268ミリ。その対辺が35ミリ(神手の根本になるほう)でその両方の頂点を結んだ線が斜辺になります。神手紙を束ねる穴の位置は、短い方の端から53ミリ底辺から28ミリのところに6ミリ径の穴をあけてます。それを非対称ですから一枚ずつ交互に重ねていって90枚をインシュロックで束ねます。それを3セット、枚数で言うたら270枚です。少けないでしょ。(^^ゞ それを先端の筒に三等分に振って入れています。折り方ですが、中島は神手紙をラッパ状に巻いていきます。ラッパ状に巻いて根本のところで折り固めて行くという感じです。以前は、400枚とか入れたことがありますがそないに見た目変わらんのと重たなって幟の竹が折れたりするんであんまりええことないと思います。紙の厚みや質(堅さ)にもよると思いますが、他の村はほんまかいなと思うぐらい神手紙入れとってですわ。中島の神手紙ももうちょっと薄いほうがええと思いますがいまのところこのタントを使う限り選択肢はありません。もしどないしておんりょんかいなと思われる時は毎年9月初っ端から神手作りが始まって中島はたいがい折ってから配るので御蔵か公民館にこられたら日曜とか誰かが折っりょうはずですから見においでください。ちなみに神手方のもっている神手紙のサイズは同じ紙で底辺297ミリ先になるほう177ミリ根本20ミリ穴は根本のほうから23ミリ底辺から15ミリの位置に本幟と同じ6ミリ径の穴です。これを35枚ずつをてれこにして70枚がレギュラーです。なかには自分でチューンナップされる方もおられてその方はだいたい100枚ぐらいはいっとうと思います。祭りの道中でなんかこれ多ないかと思う神手があったらたぶんフルチューンですわ。(^^ゞ ので中島の神手紙は小と大の二種類の大きさがあります。それ以外はミニ神手に使われるハガキサイズぐらいを三角に落としたものです。(これは神手紙とったときの余り紙)紙の種類(厚み)は一種類です。あっ、奉納幟は、大を105枚です。本幟は大屋台も中屋台も枚数はかわりません。幟緞子の長さがちがうので幟の長さは違いますが。中は以前の大屋台の幟で今の大屋台の幟はザ・まつりin姫路に参加したときに新調したものです。わかりづらい説明ですみません。またなにかあれば聞いてください。
投稿情報: ガン | 2011/10/28 18:44
早速のご回答ありがとうございます。
丁寧に説明して頂いて申し訳ありません。感謝、感謝。m(_ _;)m
中島の幟は妻鹿の幟と同様ラッパ状なので、折ると言うより丸めるといった感じなんですね。
当方は、200枚の束を2セット(合計400枚)を専用のステンレス管に入れて両サイドからまさしく折っていくので、最後の方は紙が積んできて上手く折らないと真ん丸にならず不細工になってしまいます。
90枚×3セットということですが、単純に竹に3セットを重ねて入れているんですか。それとも1セット毎に根元を折り曲げ、(竹を上からみて)120度ずつ分配して入れているんでしょうか。うちも3セットを分配して入れる案もあったのですが、枚数が多いので断念した経緯があります。90枚3セットなら出来ますよね。
1枚ずつ交互に重ねるというのもスゴイですね。1枚ずつ重ねることで出来上がりの見た目が全然違うんでしょうね。手間が掛かっています。(゚д゚)!
ラッパ状に巻いて『折り固める』というのがイメージしにくいのですが、丸めた後根元を捻るような感じでしょうか。
タント紙という紙があるというのも初耳でした。(勉強不足です(_ _;))中島が神手にコスト高のタント紙を採用した理由は何ですか。雨に強いとか、へたり難いとか想像しています。
タント紙、1枚当たりの単価はどれくらいなんでしょう。もし、会計的にOKならこちらも検討したいと思います。ビックリするような値段なら却下ですが… (^_^;)
以上、またまた質問ばかりで申し訳ありません。お時間がある時にでもお答え頂ければ有り難いです。よろしくお願い致します。
投稿情報: 衣装係 | 2011/10/28 22:27
衣装係さん>
おっしゃる通りのやりかたです。
うちもステンレス管に入れてます。
おっしゃるように120度に分けて入れています。
ラッパのやり方もおっしゃるようにラッパ状に
丸めたあとにひねっています。衣装係さんの
おっしゃる通りです。
タントの今年の値段は四六サイズで一枚44円でした。
(断裁や穴あけの加工賃は含んでいません。)
だいたい千枚計算で大が四千枚ちょっと小が一万四千枚とれる計算でやってます。この枚数のとり方はいろいろ
できますので必要に応じてお聞き下さい。
これは卸値ですので。もしどっかから
仕入れられたらもうちょっと上乗せされると思います。
それに色に応じて若干ですが値段が変わります。
村の色があると思いますのでタントの
ラインナップになければどないかなぁと思います。
もしなんでしたらメール([email protected])のほうに連絡いただけたら
いろいろご相談に応じられると思いますので
よろしくお願いいたします。
タント自体そないにやらかないのでふわふわはしませんよ。(^^ゞ
あっ、タントの耐久性ですが雨に強い紙はありません。
台風や豪雨の時は奉納幟なんかはいったん公民館にもって
帰ってもっぺん付け替え作業をやったりしてます。
タントが選ばれた理由はわたしが取締する前からなんで
ようわかりません。いちどふさふさしたほうがええいうことで
ちゃう紙用意してシミュレーションしたんですが
(それはふさふさしたんですが、、、)
タント紙で現在にいたってます。
投稿情報: ガン | 2011/10/29 01:54
夜遅くにご回答頂き恐縮しております。
過去の投稿に中島の神手の折り方を説明されたものがありました。よく確認せず質問してしまいました。申し訳ありません。m(_ _)m
竹から出ている所の約2センチで捻って丸めるのがコツなんですね。
神手紙の枚数にもよると思いますが、丸めたラッパの先端の直径をどれくらいにするのかで出来上がりが違ってくるんでしょうね。この辺りは試行錯誤して確認してみます。
最後に先端のステンレス管なんですが、竹に被せるところの直径と神手紙を入れるところの直径は同じですか? というのは、うちのは400枚も入れるので、内径が太くしかも寸胴なので、頭でっかちで不細工なんです。段をつけて(神手紙を入れるところは若干太く、竹側は細く)見た目を改善したいと考えているんですが… それとも270枚なら内径を太くしなくても大丈夫でしょうか?
タント紙については、もし270枚で綺麗なものが出来るのであれば、枚数的には減るので、メリットはあると思います。紙の単価と見比べながら検討してみます。
ありがとうございました。
投稿情報: 衣装係 | 2011/10/29 09:58
衣装係さん>
こんばんは。
夜遅かったんは、飲んで酔うて帰ってったからですわ。(^^ゞ
うちのもステンです。400枚放り込んだ時は、ラッパ状に開いたものを溶接したステンパイプを使ってましたが今は上から下まで同寸のステンパイプを使っています。
90枚を3セットでもパイプの中にセットするのはすきまがなくて結構しんどいです。でもいままでそれで入ってきてるので問題ないと思っています。300枚ぐらいまではなんとか入るけどしんどいです。(^^ゞ
また、灘祭りのこと書いたあとで中島の祭り準備風景を書いていきたいと思ってますのでその時に幟関係の写真多めに取り上げてみます。
投稿情報: ガン | 2011/10/29 19:52
ガンさんへ
この度は見ず知らずの者にいろいろとご教授頂き本当にありがとうございました。m(_ _;)m
教えて頂いたことを参考に試行錯誤したいと思います。
今後もお聞きすることがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願い致します。中島の祭りのますますのご発展とガンさんのご健康を祈念致します。
幟の記事、楽しみにしています。
ありがとうございました。
投稿情報: 衣装係 | 2011/10/29 21:09
衣装係さん>
こんばんは。衣装係さんとこの祭りもええ祭りに
なるよう祈っております。
まだまだわからんこと多いですが
なにかあったら出来る限りのことはお答えいたします。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿情報: ガン | 2011/10/29 22:01