最近、死ぬまでに読んどかんとあかんなぁとおもい、納屋の整理の時に出てきた本をいろいろ引っぱり出して読んでいます。なかでも、いまさらとおもうなかに漱石の「吾輩は猫である」があります。漱石は小学生の時から読んでる「坊っちゃん」は、もうかれこれ20回以上読んどうけど、この処女作はいままで読んだことがありません。けっこう漱石の本はあるんですけどね。まず筑摩書房の漱石全集全巻、一作家これ一冊みたいな本、抽出本(飾り本みたいなやつ)の復刻本、漱石研究みたいな本、それに前出「坊っちゃん」は、岩波文庫がまだ星いくつでなんぼみたいな時の本、新潮文庫では「三部作」や「虞美人草」「こころ」、「草枕」など重複していろいろあります。その一つが今回読んでる新潮文庫昭和50年刷の「吾輩は猫である」です。
漱石ファンの方のブログをみてみると、やはり今年のNHK大河ドラマの「篤姫」と「吾輩は猫である」の一節のはなしがでてきます。主人公の猫が思いをよせている三毛猫の飼い主が「天璋院様の御祐筆の妹の嫁ぎ先のお母さんの甥の娘」やったっけで天璋院がでてくるのでいろいろブログで展開されてます。
まだちょろちょろしか読んでませんが久しぶりに読む漱石はすがすがしくてええ感じです。
「坊っちゃん」といえば松山ですが大学のゼミの先生が以前愛媛大学におられて大学に講義に行く前にいつも「坊っちゃん湯」に入ってから大学にいってたそうな。坊ちゃん気取ってたんやろねぇ。といいながらわたしも大学入った当初は、蛮カラ気取って教科書は風呂敷に包んで通とったけどね。この先生の提案で大学の卒業旅行で新居浜から今治、今治から松山と歩いて(歩かされて?)坊っちゃん湯につかりにいきました。三年ほど前にも村の祭典取締の旅行でひさびさに坊っちゃん湯につかる機会がありました。その時二人の若い外人さんがいたのですが、取締長がわたしにとってはちんぷんかんぷんの言葉を駆使して話をしていました。二人とも外語学校の講師だそうで一人はアイルランドから一人はロッシャからの人でした。取締長曰く「さすがに外語学校の講師だけあってぜんぜんなまりがないわぁ」といってましたがさっぱりわからんわたしらは「ここは日本やさかい英語は方言ちゃんかぇ」とか無茶いってました。
朝、最寄り駅の「山陽飾磨駅」に行くまでに咲いているラベンダーの花
その横のどくだみ
大きく成長しています。もう少ししたら白いちんまい花が咲くでしょう。よもぎはまだ大きくないのかもう誰かに採られてしまったのか、、、。
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