そろそろ手持ちの祭りの写真をアップして何回かに分けて祭りまでに
御輿屋根型屋台の簡単な説明をしていきたいと思っています。
わたし自身かんたんなことしかわからないので
ほんまかんたんなことだけですんまへん。(^^ゞ
地方によっては、えっ、これに人がのってるのという方もあるとおもうので
そのへんも説明したいとおもいます。
実は今日、会社の人のお通夜でちょっと疲れました。
というか、ちょっとかわってました。なにがかわっていたかというと
ぼんさんのお経がどうもよくわかりませんでした。この宗派はこんなんやなぁと
おもとったんですが、座っていた席の後ろの故人のお友達方といっても
かなりの年配の方々なんですが、「むちゃへたやのう、俺がかわりにやったろか」
というのです。それも五人ほどおられてみんなが口々にそういうので
えっそないにへたなんかと思っていると今度はその友人たちがくすくす笑いだしたのです。
それ聞いてわたしと一緒にいっていたものも下向いてわらいこらえてます。
わたしも場所が場所だけに舌噛んで必死でわらいこらえてましたが、からだは
ふるえたままです。冷や汗たらたらで、頼むから早よおわってください。状態でした。
後ろのご友人たちは「かねならしてはよおわらんかえ」とかいいながら笑っています。
そうするうちにおりんを鳴らしはじめてお経のおわりが近づいてきたようです。
そのおりんのならしようも船が出航するときのドラのように思い切り打ち鳴らすという
感じです。やっとおわりました。わたしたちのほうがおかしいんやろなぁひんしゅくやで
とおもとったら、席に座れず廊下に立っていた社員に聞くと廊下の人はみんな笑ろとった
みたいです。ホールの係の人も下向いて真っ赤になって必死に笑いをこらえていたそうです。
故人は、生前おもろい、人のええおっちゃんやったので、わざとそのぼんさんえらんで
よこしたんかなぁと思いました。合掌。
やったい蔵の前での露盤と擬宝珠のせ練習です。
やったいを蔵から出すのに下駄をはずして台車に乗せてだしてますが、
台車にのせたままやったらはしごが屋根にかかりません。ので台車をはずしてから
屋根にはしごをかけます。台車の入れ方ですが前のほうからいれて次に後ろの台車を入れます。
はずすときも前からはずして次に後ろをはずします。
雨降ったら屋根にかっぱを着せますが台車で移動中やったらすばやく台車をはずして
屋根にはしごをかけてかっぱ着せんとあきません。あめふってきてあせりますが
ちゃんと手順をふまんとよけいに時間がかかります。
屋根のうえにあがっとうひとは「擬宝珠」という役のひとです。
擬宝珠ですが露盤もこのひとがのせます。
露盤がでてきました。座布団がのっとう大きい木の箱が露盤のケースです。
露盤を持っとう人は「露盤持ち」という役の人です。写真の朱色のはちまきのひとと
向こう側の黒いシャツの二人のひとです。露盤ひだりにみえる白はちまきの人は
「露盤受け」という役のひとでこのひとが露盤をかぶってはしごを上って
「擬宝珠」のひとのところまで持っていきます。
露盤をかぶってはしごをのぼって行ったひとの腰を支えているのが「露盤支え」という
役のひとです。「露盤受け」の人のサポートをします。声をだして「今何段目やからあとひとつ
のぼれ」とかいうように指示します。はしごを露盤かぶっておりるときも「あと何段」という
ように声をだします。露盤がのってしまうとあと擬宝珠を「露盤支え」「露盤受け」「擬宝珠」
までリレーで送っていって最後に「擬宝珠」が擬宝珠を差し込みます。これも向きとかがあって
まっすぐにささないと最後までおりません。みんな見ているのであせりますが落ち着いてせんと
だれも助けてくれないので緊張します。擬宝珠をさしたときに音が大きい方がみんな
よろこんでくれますがほんまは露盤とかにようないようです。擬宝珠と差し込むところの
木とのジョイント部は親指ほどの太さしかありません。これは擬宝珠がなんかにひっかかった
時にやったいに負荷がかかってめげんように擬宝珠の木が折れて擬宝珠と分離するように
なっているためらしいです。
きょうはこんなもんでゆるしてちょんまげ
蔵の中に収納。まだ高欄掛けも水引幕もついていません。
バカルディというラムの販促グッズです。
葉巻?
実はペンです。
きょうのあわ
きのうのように入れたつもりでしたが昨日ほどモルトの香りがあがってきませんでした。
おまけに下のやつにちょっと飲まれてしまって量がへりました。(>_<)
最近、ちゃんとあわを飲まずに上手に本体が飲めるようになりました。さきゆき心配。
晩メシ
きょうはお好み焼きでした。
コメント
太めの寅吉さん>
お久しぶりです。
許可なく、またまたこの写真使わせてもらいました。(^^ゞ
わたしは、屋根にあがる機会なかったです。
一番上から見たら身長いれて6メーター近いとっからの眺めすもんねぇ。
やっぱこれは、取締3年間でまわってくるひとはほんの一握りですから
運も含めてええこっちゃとおもいますよ。
「島マークの」滑り止めはもう恒例になっとんちゃいますか。(^.^)
マニュアル作るのずっとさぼってましたが、やっとめぼしい用紙を印刷場で
見つけたので今度の虫干しの29日になんとか間に合いそうです。
Posted by:ガン at 2008年06月21日(土) 12:45
おっと、「やったい」の上に私の姿が…。宮入の時、鳥居の前で上に上がるのは緊張しますが、「やったい」の上から見渡す景色は最高です。そういえば、祭りのときに「ウメバチ」に貼った「島マークの滑り止め」をはがすの忘れてます。今年もそのまま使ってもらえるかなぁ!?
平成19年度擬宝殊担当者でした。
Posted by:太めの寅吉 at 2008年06月20日(金) 23:50
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