とりあえず、昼飯食って妻鹿の新調衣装展示会行って御蔵までおじゃまして
子供らを家に連れて帰って、北細江の屋台の屋根に漆塗った完成記念の
町練りを見ぃに行くことに。
その前に妻鹿の展示会場で買うた妻鹿の屋台檀尻新調記念の手拭いです。
袋から出して一段目を伸ばしたとこです。
広げてみました。
右のやっさのほうです。徹の落款がありますがだれか知りません。(>_<)
どっかの「とーるちゃんっ!(「てつぅ」かも知れん(>_<))」なんでしょう。(^.^)
※ orangeさんから解説してもらいました。そのまま引用させてもらいます。
「落款は玉手の金澤という人のんで、下野田の乗り子頭巾と練り子の
背中の絵描いた方です。お宮さんの中島の新調の時の奉納絵馬も
確かそうやったかと・・」だそうです。orangeさんいつもありがとうございます。
左の檀尻のほうです。
展示会場では、昨日の写真、紋と擬宝珠のとこの後ろの壁に飾ってありました。
撮り忘れた言うた、乗り子の白い頭巾も綱の写真の奥に写っとうねんけどね。
松原のやっさ新調の時のは、版画やったけど、妻鹿は、絵ですね。
どっちにしても村のやっさ新調いうのは、どの村もうれしいやろなぁ。
さて、北細江です。午前中は、お宮さんにおったらしいのですが、もう町練りに
出とうやろから今どのへんおるやらさっぱりわかりません。
とりあえず御蔵行ってみてそこにおる人に聞いてみよということで北細江の
御蔵に行きました。産業道路の西、リバシティの北っかわ、飾磨工業高校の
南っかわに北細江の御蔵はあります。行くとなんと御蔵の前には、わたしが
取締一年の時の取締長のIさんが椅子にすわって北細江の方と話ししとうとこ
でした。ちょうどええのでIさんにやったいどこですかと聞くと、アグロの
あたりやいうことでそっちのほうに行ってみることに、途中徒歩でやったい
を追いかけとう村の棒端会のメンバーに遭遇。「やったいどのへんなん?」
と聞くと「ポプラのとこらしい」というので、自転車で先回りして、船場川の
へりで待っとくことに。やっぱこっち曲がるんやなというとこに本幟がおります。
祇園囃子唄いながら胴突きしてます。やったいもまわってきました。
いっしょに姫路に行ったときはなんてでっこいやったいやろ思とったんが屋根に
漆ぬったとたん、やったい全体が締まった感じでかっこいいです。高欄も
でかいなぁと思とったけど屋根とええバランスがとれてます。昇り総才が
ハコいうのがマッチしとうと思います、ハコちゃうかったらがちゃがちゃして
しまっとったかもですね。台車に乗せとんので、ちょうど辻まわしのように
左にカーブをとって過ぎていきました。
この後コンビニのポプラのほうに先回りすると交差点近辺大勢の人です。
この道を南に渡って西に頭を向けました。
うちの村の民芸保存会は、4時にそこそこへ集合とか言うてました。
まだ、やったいが御蔵に帰るのに時間ありそうなのでちょっと村に戻ってみると
途中民芸保存会のメンバーが北細江の御蔵めざして行ってました。とりあえず
もっぺん家に戻ってお茶飲んで再度、北細江の御蔵目指して自転車で、ついでに
子供らも誘たけどあかなんだ。
御蔵に着くと今度はギャラリーが結構集まってきてました。とりあえず自転車
とめるとこに止めてやったい帰ってくるんを待つことに。ここにもうちの村の
もんがぎょーさん見に来てました。まぁ来賓のもんもいますけどね。
うちの村の棒端長がまわししておったので「練ってんですか。」と聞くと
なんと獅子を舞うらしいです。その時は、びっくりして何も聞かなんだけど
次の日公民館で「獅子方やっととんですか。」と聞くと「十四の時からやっと
んです。」とのことでした。最初に会ったのが棒端長としてやったんで全然
知りませんでした。このこと知らんと獅子舞されるということやったけどまぁ
この人やったら祭りのことなんでもできるんやろなぁと変に納得していました。
やったいが帰ってきました。御蔵の前での最後の練りです。見事な差し上げです。
擬宝珠を抜いて露盤をはずして露盤受けの人の頭に露盤が載せられるとこです。
露盤もおろして台車に乗せて御蔵に入れるためやったいを前に移動させたので
うわさの右の姫路城が意匠の水切金具がよく見えました。
綱の係りが本棒に乗って綱を内にしぼりこんで、やったいが蔵に納まっていきます。
結局、やったいの左側面はこの日、見ることがなかったですが、この式典の
挨拶で、左の水切金具の意匠は、なんと天神さんが太宰府に行くときに
お寄りになったとされ今は神社になっとう飾磨の四天満宮、「中島天満宮」
「恵美酒宮天満神社」「浜の宮天満宮」「津田天満神社」をあらわしとうそうです。
右の「姫路城」とともに賛否両論あるみたいです。確かにこれだけコンサバティブな
祭りのしきたりのなかにあって、北細江の水切金具はプログレッシブというより
アバンギャルドな感じさえ受けます。たしかに最初に見たら結構衝撃的ですわ。
はやけど、自分とこの宮だけやのうて違う地区の天神さん、飾磨の四天満宮を
敢えて入れた北細江の心意気をわたしは感じます。
ほんまは、左の水切金具みたかったんやけどね。(^^ゞ次の日近所のUさんに
ききました。「昨日、あれからどこおったん?」「いや北細江の連れがおったから
蔵の中入ってやったい見せてもうとった。」そうやったんかぁ。わたしもUさんに
付いていっとったらよかった。正角もかっこよかったらしいです、
また次回、北細江のやったい見る機会にはちゃんと左の水切金具
見せてもらおっと。正角もたのしみ(^^ゞ
なんか雲行きが気になります。がっ、明日は、中島民芸保存会の獅子舞と
なぜか「えきそば」のはなしでも(^.^)
コメント
北細江に行かれていたのは、月曜日公民館で電車道の
南側のUさんから聞きました。(^^ゞ
台場練りどうでしたか?
棒端の指示ですが、うちの練り子の一部は、勝手に
わぁわぁいうでしょ、あれでようわからんように
なる時がようあります。練っとう時に棒端見れたら
一番ええんやろけど見えんもんなぁ。あとは、棒端の
指示の声が頼りやから棒端以外が指示に関する声
出したら訳わからんようになって反対のことしとった
いうときあります。(>_<)
火曜の朝は、飾磨駅で写真写りバツグンの彼と会いました。(^.^)
やっぱうちのは重たいですか。(^.^)
この台風過ぎたら奉納幟立てるようです。
だんだん「まつりぃっ!」いう雰囲気になってきますねぇ。
来週は、練り練もあるようですからがんばっていきましょう。
早よ阪神決まったらええのにね。それが決まらんと
終わらん仕事、阪神航空の記念ツアーのパンフかかえてます。(^^ゞ
Posted by:ガン at 2008年09月19日(金) 08:52
祭り準備お疲れさまでございます。
日曜日には、前取締同級生のN君と一緒に北細江のモンスターやっさを担がせていただきました。よそ者なんで、遠慮してたんですが、北若の同級生のS君が入ってくれというので、しかたなく(?)前のカンヌキへ、そのまま宮入も、また貴重な台場練りも経験させていただき、大変勉強になったひと時を経験させていただきました。やはり、練り方が違うというのか、練り子全員が棒端の指示をピシッと聞いて、ひとつになっているということを実感しました。それと改めて感じたのは、「やっぱり、うちのやっさは重たい」です。祭り本番まで、1ヶ月を切りました。いい祭りができますよう、がんばっていきましょう。
Posted by:3ゲーム差の寅吉くん at 2008年09月19日(金) 00:11
orangeさん>
なるほど、えべっさんやったら恵美酒の宮やし辻褄が
合いますねぇ。天神さんは船で寄ったんですね。
それで恵美酒宮天満神社なんですね。
北細江の水切金具は、わたしもおもしろいと思います。
Posted by:ガン at 2008年09月18日(木) 19:05
村の古老の話であの辺りに元宮の田んぼが云々という古い話で菅原道真以前かも知れません。中島の区画整理の記念本に書いてあります。
山特ができる前は中島漁業組合があったようなので分霊してもろたんは戎神だったのかもしれません。
天神さん飾万津には船で寄ったんで北細江の水切りは現在も描いた歴史絵巻で試みとして私は面白いと思います。
Posted by:orange at 2008年09月18日(木) 13:01
orangeさん>
家の前の道むかしは、もっと狭かったでしょ。
orangeさんの小さかったころはまだお宮のほこらとか
あったんでしょうか。
天神さんは、どこともね、(^^ゞ
ほんまにそんなに寄っっとったらいつになっても
太宰府につかんがな。(^^ゞ会社のすぐのとこにも
ほんまに小さい畳半畳ぐらいの「匂いの梅天神」と
いうのがあります。町名も「梅ヶ香町」が近所に。
天神さんがこしかけた石いうのがあってそれさわって
頭揉んだけどいっこうに効きません。(>_<)
Posted by:ガン at 2008年09月18日(木) 12:36
orangeさん>
いつもコメントありがとうございます。
コメントのとこに置いとくのもったいないので
落款の件、そのままコメントをブログに引用させて
もらいました。
そういうと、玉手にそんな方がおってやというのを
何回か聞いたことがあります。全然、頭に入って
なかったです。(>_<)
下野田の練り子のちょっきでなんとなくわかりました。(^^ゞ
Posted by:ガン at 2008年09月18日(木) 12:30
連カキコしますが中島のお宮はでもとはお寺(蓮浄寺)のむかいガンさんの近所やったんで。そやから通称かも知れんけど子供のころは浜田の宮ゆうとったような覚えがある。エビスの分霊やけど天神さんが通ったんゆうんは?やね。
Posted by:orange at 2008年09月18日(木) 10:35
落款は玉手の金澤という人のんで、下野田の乗り子頭巾と練り子の背中の絵描いた方です。お宮さんの中島の新調の時の奉納絵馬も確かそうやったかと・・
Posted by:orange at 2008年09月18日(木) 10:14
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