神戸新聞の夕刊に「新・神戸の残り香」の連載や東京の新聞でも活躍されとう切り絵作家の成田一徹さんの本に「酒場の絵本」というんがある。
下のが自費出版の初版本。上がフェリシモからでた復刻版というよりも改訂版と言うたほうがええようなマスプロ版
こっちがオリジナルのタイトルで
こっちがフェリシモ版のタイトル。
オリジナルのほうの奥付には限定150部とある。たぶん、取材されたところに一冊はいっとうやろからバー以外でこの本に出会える機会はめっちゃ少けないと思う。
奥付見てもそうやけど成田さんがまだ徹さんやったころです。
フェリシモ版はもう切り絵作家としての成田一徹さんとなってます。このフェリシモ版ももう手にはいらんらしいです。オリジナルはわたしがABUはちに通い出したころにはもうABUはちに備え付けてあった。昨年も何回かABUはちで成田さんにお目にかかった。ほんで三木の堀光美術館での展覧会の招待券を直々にもろたりした。そんな昨年成田さんからこの本についていろいろ聞く機会があった。
まさかご本人からこの本の説明を聞く機会がくるやなんていままで思てもみんかった。今まででも成田さん自身気さくな方なのでこちらがずけずけと聞いてもお答えくださったと思うけどね。(^^ゞ
たとえば、下オリジナル、上フェリシモ版なんやけど、ご本人曰く昔のタッチはシャープやないのでフェリシモ版になったということです。今見るとぜんぜんちゃうらしい。
アップではこれオリジナル。
これフェリシモ版。確かに切れがちゃう。
きんつばがあるから月曜日やったんかなぁ。ビールに餡子、ビールの味が際だってこれがええねん。(^^ゞ
これはABUはち。もちろん下がオリジナル。なんでかわかるよね。(^^ゞ
二代目マスターが描かれてます。その横は今の三代目マスター。このレミーマルタンのノベルティの時計も懐かしいなぁ。それに胡桃や銀杏の入っとった蓋あけたらオルゴールの鳴る硝子瓶も描かれとうやん。
フェリシモ版の時にはもう二代目マスターは亡くなられとった。カウンターの上もいくぶん変わったけどABUはちオリジナルブレンドの樽はそのまんま。
文章を書かれとんのが、今元町でバーヘブンをされている田中さん。神戸ハイボールが閉まってからやったけど成田さんと田中さんとで架空やったバーヘブンを実際の店として一週間だけ出されたことがあった。
その時河村さんが手伝いにこられとったらしい。もちろん、ハイボールは氷なし冷やしたサントリーホワイトにウイルキンソン。つきだしは、カレー味のピクルスやったそうや。今田中さんのされているヘブンでそれがそのまま味わえるらしい。いったことないけどね。(^^ゞ
ABUはちオリジナルのハイボールもええよ。ジュースのんどうような感覚でね。(^^ゞ
これは、幻のほうのヘブンの時のコースター。これもずっとABUはちにある。
その日は帰ったらオムライスやったんかなぁ。ケチャップたっぷりはわたしがかけた。(^^ゞ
なんか挑戦的なあわやねぇ。(^^ゞ
>ガンさんこんにちは。
知らなかったのですが、この成田様の切り絵、実にいいですねえ。
店の中の流れる時間や音まで伝わってきそうです。
オリジナルとフェリシモ版のディテールが異なっていますが
オリジナルの微妙な柔らかさも捨てがたい気がします。
古本屋でちょっと探してみたい本ですね。
※ケチャップ、さすがにかけ過ぎなのではないかと?(笑)
投稿情報: ひろポン | 2012/02/11 00:48
ひろポンさん、こんばんは。
成田さんの切り絵なかなかいいでしょ。(^^ゞ
原点はバーの切り抜きなんですが、「神戸の残り香」や
「東京シルエット」など生活臭のする切り絵もあります。
切り絵教室もされているのですがなかなか
参加する機会がありません。
まぁ不器用なわたしがやったら結果は見えていますけどね。(^^ゞ
やっぱりケチャップはかけすぎに思われますか(^^ゞ
トマトケチャップがアテになるぐらい
トマト関係好きなんですよねぇ。(^^ゞ
投稿情報: ガン | 2012/02/11 18:12