まだ、去年ひきずってます。
やったいの狭間と露盤を点検補修にもっていくいうんで、年の瀬もおしせまってった28日に御蔵によって狭間と露盤につけた電飾をはずすことになりました。ので、今回は、狭間と露盤の電飾はずしたりつけたりするときしか撮れんようなショットを撮ってみました。ほんまは、去年の四月の終わりに「祭りまみれ」に持って行くときに撮る機会があったんやけどその時はPHSもってなかったんで撮れませんでした。(>_<) ので今回ここぞとばかりわけわからん写真を撮ってます。まぁいつものようにやったいの前の狭間からいきましょか。
「本能寺の変」
ちょっと上からみたらなにがどないなっとんかようわかりません。蘭丸見えんけど蘭丸の槍にやられとうおっさんはわかるわなぁ。あとなんか倒れとうおっさんが狭間の前におるんがようわかります。
横からやとちょっとどの狭間か言うてみい言われてもちょっと区別がつきません。
後ろです。御蔵にやったい入れた時、やったいの前が南になるから東西南北でしるしが書き込まれてます。真後ろからやったらちょっとは四枚あるうちのどれやいうぐらいは見当つくかな。左の四角の切り込みから本能寺の陣幕はっとう舞台のとこやと見当つくけどよう考えたら後ろの勧進帳も安宅の関やから役人が座っとう一段高いとこがあるもんなぁ。
決定的なもんはちょっとみあたらんなぁ。(^^ゞ 後ろからのかたち覚えてもたら別っちゃけどね。
今度は左側面、東の「巴御前」です。
あまり上からのうて正面なんで場面がようわかります。この狭間は、ちょっとうえからでも誰かわかるかも知れん。やっぱレディファーストなんやろか。(^^ゞ
やっぱり横から見たらわからん。(^^ゞ
真後ろからやったら、今度は、舞台らしき切り込みがないんで「巴御前」か「景季」かどっちかやなぐらいはわかるかな。
次は、右側面、西の「景季」です。
これもちょっと上からやと景季が自分の太刀で顔隠れてまうし、二度駆けのおっさんもようわからんのでなんかいなという感じですね。
横から見てわかるやつおらんやろう。でもおったりすんねんなぁこの世界。(^^ゞ
うしろからみたらよけいわからんなぁ。四角の切り込みが舞台や思てまうかもわからんしなぁ。29日に生田神社に行く機会があったのでおまけです。
えびらにさしたとされる歌舞伎の説明書いた立て札です。
立て札の横の梅がその木らしいです。この話といい、敦盛の笛といいもし大河ドラマでやったらこんなキザったらしいことが似合うんはあのオッサンしかおらんわなぁ。ガクト出陣。(^^ゞ 最近ちょっと肥えたみたいにい見えるけどね。
最後は、後ろ、北の「弁慶勧進帳」です。
これは、弁慶が迫力あってなにしとんかようわかります。いうたらもうこの時点では、富樫しっちは、影うすいいうこっちゃね。でもこの富樫しっちがええわいわんとここ安宅の関、越えられんのやけどね。
上からみたら富樫しっちわかりません。勧進帳これだけしか撮ってませんでした。
今度はちょっとめずらしい角度からの露盤です。
そのまま持ち上げて一人中に頭つっこんで電飾はずっしょったらめちゃえらいのでええ台があったので逆さに置いてからはずすことになりました。途中までそのまま持ち上げてはずっしょったんやけどね。
露盤の中です。めったに撮れんやろけど別におもろいこともなんともないがな。(^^ゞ
右側面、西のほうの露盤です。斎藤別当実盛やったっけ。
狭間の勧進帳の写真、少けなかったので露盤の牛っしゃんにも登場してもらいましょう。いっつも裸足やったんか足にでっこい豆ができてますね。(^^ゞ
さて、慎重に露盤を元にもどします。
そのまま木箱に入れていきます。この露盤、重たいねん。(^^ゞ
所定のとこにタッチダウンさせるまで、まだ、気ぃ抜けません。
本能寺、収納完了
勧進帳も収納されました。
これで、淡路の松田彫刻所に持っていくのですが、今月の31日土曜日に行くようです。なんとか行って直に彫っとうとこ見たかったんやけど、人員オーバーで人選からもれました。(>_<) 機会があったら引取に行くときにでも連れてってもらえたらと思てます。まぁ、見学だけやったら個人で行きゃええんやけど、せっかく行くんやったら、うちの村の狭間見ながらうちの村の狭間の話を萬屋の口から聞きたいもんなぁ。(^.^)
簡単・便利な印刷は、HPグラフィック
皆様ご苦労様です。
おもろい切り口で見せていただきましたm(_ _)m
露盤おもいんは彩色してるからですかね。
投稿情報: orange | 2009/01/21 19:38
orangeさん>
いやぁ、彩色だけでそないにおもならんようです。
いろんなとこの露盤みてっとう人に聞くと軽するためになかをぐいっ
とえぐるらしいんですが、うちの露盤はそんなことせんと檜のぶっとい木をつことうらしいです。
いっぺん持ちあげたりかぶったりしてみてください。
なるほどと思われると思います。(^^ゞ
投稿情報: ガン | 2009/01/21 20:30
畏れ多すぎます。`()´
挟間は綺麗に斗組よけてますなあ。
挟間も露盤もうまいこと奥行きが出るよう造ってるんやね。
早いなあ思たら本番まであと9ヶ月きってるんやぁ。
投稿情報: orange | 2009/01/22 13:03
orangeさん>
狭間ってうまいことつくってありますねぇ。
ちょっとすべって余分に削ってもたらどないすんのえと思います。
うちの村の狭間でいちばん入りにくいのは「本能寺の変」なんですよ。
舷の綱はもちろんゆるめてあるんですが
なんか正面から見たときに狭間を斗組と井筒にパラレルに
持って行きにくい錯覚をおこすような感じがあるように思います。
はやけど、はずす時も出にくいからもともときついんかなぁ。
投稿情報: ガン | 2009/01/22 18:44