「ラミドシラドシラソシミラミシミドシラシミラミラシミシどちらこちらあちらぁ。」ということでぜんぜん小フーガもトッカータとフーガ・大フーガも関係ないけどヨハンセバスチャンバッハのオルガン曲を聴く機会に恵まれました。場所は松蔭女子大学のチャペル。なんでも設置されとうパイプオルガンありきで設計されたチャペルらしい。名探偵コナンとかいう漫画に「戦慄のフルスコア」とかいうんがあるらしいけどその中にでてくるパイプオルガンのモデルがここのということです。実際に漫画の中の殺人事件のトリックでパイプオルガンを使うらしいんやけど実際にそんなことが可能かどうかも実験して帰ったんやて。
でっ、ちょっとおじゃましたのは中学高校のほうのオープンスクール、はやけど希望者は大学のほうの見学もあってチャペルのパイプオルガンミニコンサートも呼んでもらえるというんでもちろんちゃっかり参加。その前に中高のほうやけど、イベント慣れしとんのかよう練習しとんのかすごい生徒さんもほんわかしてええ感じ。それにしっかりしたコンテンツが多いから見せてもうとっても飽きひんねんなぁ。ハンドベル部の演奏、合唱部のコーラスそれにここにもちいさなパイプオルガンが。こんなんあんねんなぁと嫁に話すと「いくら小さくてもうちには入らないよ。」と言うんやけどだれもそんもん買お思てないがなほんまはちょっとは思たけど(^^ゞ 子供らは子供会の行事があったんで参加できんかったから礼拝のあとは時間があまりそうやったけどこのパイプオルガンをよう見せてもらうことに。誰かに説明してもらおとお願いしたのがなんと副校長先生やった。ちょっと恐縮。えらい詳しく説明してもらいました。演奏してくれた生徒さんの経歴とか大学のチャペルのほうのパイプオルガンのことまで教えていただきました。やっぱりバックミラーがこれにもあってそれで演奏者は様子見るようです。
これなんですけどね。ええなぁ(^^ゞ そのあといろいろ教室まわって図書館にいきました。
ラインナップ見ると最近みたいやけど高田郁さんも入ってますねぇ。なにがおいてあるんかと思たら「出世花」がありました。ほかは貸し出し中かなぁ。
昔の校章とか、なんと帯留めとかもあって歴史感じます。今も制服はほとんど開校当時とかわらんそうです。有名な夏の白のワンピースが当時は長袖やったらしいですが、半袖になったぐらいらしいです。
体育館のほうも見せてもらいました。プールも室内で一年中練習できそうでした。たしかごっつい早い子がおるみたいです。天気も持ち直してグランドでも軟式硬式テニスにソフトボール部ががんばっとった。嫁が「不良みたいな子いないねぇ。」というので「そんなんがわざわざここくっかいな。」というと、「そうだねぇ、来ても仲間がいないよねぇ。」言い得て妙(^^ゞ
食堂もちょっと拝見。その後バスで大学のほうに移動となりました。バス通りにあがったとこに「馬頭観音」の道標を発見ちょっと気になったけどまず大学まで。
これは大学での昼食。なんとチキンがはいっとったんでチキン抜いて食いました。オール野菜だけでもええんやけどね。(^^ゞ ちょっとパイプオルガンの調律が長なっとうということで食堂で待機。
思たより早く調律終わったようでみんなチャペルに入り出しました。
光量不足やけどこの塔の上にカリヨンがあります。
やっぱかっこええですね。パルナソスホールのは何回か見るだけ見たけどいっぺんも聴いたことありません。というかパイプオルガンの生演奏聴くのはじめてですわ。かっこでいうたらパルナソスホールのよりこっちのほうが断然かっこええです。パルナソスは4,000本、こっちは2,200本のパイプを使ことうらしい。
前には十字架があります。
ステンドグラスの明かり取りがあって天井も高い。もともとパイプオルガンありきで設計されたらしく音響効果もすばらしいとのことです。実際に聴かしてもろたんは、ピエスドルグト長調ですが、第一音聴いたとたんにしびれた。(^^ゞ 本もんのパイプオルガンってこんな音色なんやなぁ。ここは後ろに設置されとうというのはABUはちのマスターから聞いとったんやけど、チャペルやから祭壇のとこにおかれへんやろし横いうのは音響から考えてどやということなんやろなぁ。客席は前に向いとうから嫁がいいよったけど考えようによったらお客さんに尻向けてないことになるいうの聞いてなるほどと思た。ABUはちのマスターはなんか古典やのうてアバンギャルドな曲やったらしくフェイクエンドがあったんやて、そこでけっこうな数の人が拍手してしもてみんな身構えたわけですわ。そんでほんまの曲の終わりになってもみんな疑心暗鬼でなかなか拍手しようとせんかったら演奏者が下りてきたかなんかでようやくみんなホッとして拍手の渦になったらしい。たしかに演奏しとうとこ見えんでも前にあったほうがその点はらくかもなぁ。たしかにすわとった席で聞く限り破綻のない音響。テクニックのある人が弾いたらここでもう何十分の一秒か長ごおさえてこんな感じに持ってったろと思たら持っていけるんやろなぁというぐらいのナチュラルな音響でした。このあと、四組ほどにわかれて学校見学。高台の神戸港が一望できるええとこでした。テニス部が活動しとったけどここの卒業生の沢松奈生子さんも海外に住むまでは練習見にきてくれとったんやて。
さっき言うとったカリヨン。こんなんです。
このあと、バスで阪急六甲まで送ってもらった。ちょっと一服して帰ろということで駅の喫茶店に入ったら、カレーがあったので大盛りを注文。サラダ、コーヒーのセットでなんと700円とえらい安かった。おいしかったしね。店の名前は「スタンダード」。ここ入る前に久しぶりに「阪急そば」でもええなぁと思とったんやけど「阪急そば」は、また今度やね。でもまたたぶんカレー食てまいそうやけど。(^^ゞ
もろた絵はがき。
宛名面はコンサートのプログラム。来年の春分の日にパイプオルガンとチェンバロが弾ける会があるらしい。行ってみたいけどよう弾かんのよね。(^^ゞ
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